岡山マンション市況物語 第1話 「異変は駅前から始まった」
2026.06.22
こんにちは。
株式会社ウェーブハウスの青木です。
不動産営業を15年以上続けていると、市場の変化は数字よりも先に「お客様の会話」に現れます。
2024年頃からでしょうか。
岡山市内でマンションをご案内していると、お客様からこんな言葉を聞く機会が増えました。
「岡山のマンションって、こんなに高かったですか?」
以前なら3,000万円台で検討していたお客様が、4,000万円台の物件を見ている。
中古マンションの売主様も、
「数年前に買った時より高く売れるかもしれない」
と話されるようになりました。
実際、岡山市中心部のマンション価格はここ数年で大きく上昇しています。
特に駅前エリアは再開発の影響を受け、地価も上昇傾向が続いています。2026年の公示地価では岡山市北区の商業地が前年比約5%上昇するなど、県内でも高い伸び率を示しています。
そして、その象徴となったのが
プラウドタワー岡山
です。
岡山駅前再開発の中心として誕生する総戸数422戸のタワーマンション。
第1期販売では164戸に対し353件の申し込みが入り、即日完売という結果になりました。最高価格は約3億7,000万円。
私自身、この数字を見た時に衝撃を受けました。
「岡山のマンション市場は次のステージに入った」
そう感じた瞬間でした。
しかし、市場が上がっているからといって、
すべてのマンションが値上がりしているわけではありません。
実はここからが重要です。
駅前の築浅マンションは高く売れる。
一方で、郊外や築年数の古いマンションは価格が伸び悩む。
同じ岡山市内でも、
「勝ち組マンション」と「苦戦するマンション」
の差が少しずつ広がり始めています。
これは東京や大阪で起きた現象とよく似ています。
私は今、岡山のマンション市場が大きな転換点に差し掛かっていると感じています。
次回、第2話では
「なぜ岡山のマンション価格は上がったのか?」
についてお話しします。
人口が増えているわけではない岡山で、
なぜマンション価格だけが上昇しているのか。
その背景にある
- 岡山駅前再開発
- 建築費高騰
- 新築マンション供給不足
- 県外投資家の流入
を現場目線で解説していきます。


