岡山マンション市況物語 第2話 「なぜ岡山のマンションは高くなったのか?」
2026.06.29
こんにちは。
株式会社ウェーブハウスの青木です。
前回は、
「岡山のマンション市場は大きな転換点を迎えている」
というお話をしました。
今回は、お客様から最も多くいただく質問にお答えしたいと思います。
ある日、ご売却相談でお伺いしたお客様からこんなことを言われました。
「青木さん、岡山って人口増えてないですよね?」
「それなのに、なぜマンションだけこんなに高くなったんですか?」
確かにその通りです。
東京のように人口が急激に増えているわけでもない。
海外投資家が大量に買っているわけでもない。
では、なぜ岡山のマンション価格は上昇しているのでしょうか。
実は、その理由は意外とシンプルです。
『作りたくても作れない』
これが現在のマンション市場を表す言葉だと思います。
私が不動産業界に入った15年以上前。
マンションデベロッパーは比較的自由にマンションを建築できました。
しかし現在は、
- 建築資材の高騰
- 人件費の上昇
- 職人不足
- 土地価格の上昇
という問題を抱えています。
例えば10年前に3,500万円で販売できたマンションを建てようとしても、同じ建物を今建築すると4,500万円以上になってしまうケースも珍しくありません。
つまり、
「マンション価格が高くなった」
というより、
「高くしないと建てられなくなった」
というのが実情です。
さらに岡山ではもう一つ大きな変化が起きています。
それが
岡山駅前再開発
です。
駅前エリアでは再開発が進み、
- 商業施設
- ホテル
- オフィス
- タワーマンション
が集まり始めています。
すると人の流れが変わります。
企業が集まり、
働く人が集まり、
住宅需要が集まる。
結果として、
「駅前に住みたい」
という人が増えていきます。
実際に私がお客様をご案内していても、
以前は
「車があるから郊外でもいい」
という方が多かったのですが、
最近は
「駅まで歩ける場所がいい」
というご要望が非常に増えています。
特に県外在住のお客様はその傾向が強く感じられます。
そして市場を大きく動かしたのが、
新築マンションの価格上昇です。
例えば新築マンションが
5,500万円
で販売されるとします。
すると中古マンションを検討している方は考えます。
「築5年で4,500万円なら安いかもしれない」
こうして中古価格も引き上げられていきます。
新築価格が上がる。
中古価格も上がる。
これが現在の岡山マンション市場で起きている現象です。
ただし、ここで勘違いしてはいけません。
マンションなら何でも高く売れるわけではありません。
実際には、
- 駅近
- 築浅
- 管理状態が良い
- 人気学区
- 希少性が高い
という条件を持つマンションへ需要が集中しています。
私は最近、
岡山のマンション市場は
「総上昇の時代」
から
「選別の時代」
へ入ったと感じています。
では、
今後も価格は上がり続けるのでしょうか?
それとも下がるのでしょうか?
次回、第3話では
「2027年以降、岡山のマンション価格はどうなるのか?」
についてお話しします。
私がお客様との商談の中で実際に感じている市場の変化や、今後注目すべきポイントをお伝えします。
(第3話へ続く)


