不動産売却エピソード

No.43 空き家になった実家の売却
【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:S様
■年代:60代
■ご職業:会社員
■お住まいの地域:さいたま市
■ご相談の地域:岡山市北区
■売却理由:相続不動産のご売却
■お問合せ方法:一括査定サイト
【ご相談内容】
岡山で一人暮らしをしていた母親が亡くなり、実家が空き家になった。
これから使う事もないし、使ってくれる人がいるのなら譲りたい。
築後45年を超える軽量鉄骨の建物で特にリフォームも行っていないのでそのまま使うのは難しいかと思う。どんな売り方をすればいいのか詳しい専門家に相談したい。
【ご提案した解決策】
埼玉よりお越しいただいた際にお話をさせて頂き、ご状況とご希望をしっかりお聞きしました。
その上で、今後ご自身もしくはご家族で使用される計画がないという事から、ご売却する事をおすすめしました。
ひとまず立て壊すことはせず建物付きの状態で販売を開始し、購入希望者のご予算・ご希望に合わせて活用方法を提案していく販売手法をご提案しました。
登記上の所有者は故人のままだったので、所有者変更のご相続登記のアドバイスを行い、名義変更をしていただきました。
その後、正式にご売却のご依頼を頂き、販売をスタート致し、購入希望者様へお引渡しする運びとなりました。
【担当営業として大切にした要点】
県外にお住まいになられていることもあり、お会いできる際にしっかりお話をお聞きし、専門家の立場でご提案する事を心がけました。
売買契約の後、境界確定協議を行った際に、隣地の方と境界線とブロック塀の名義で認識の不一致が発覚しました。
しかし買主様と隣地の方のご要望を専門家として随時お伺いしながら話を進めていく事で、境界確定も完了でき、お引き渡しとなりました。
著者
株式会社ウェーブハウス 倉 正樹
一つとして同じものが存在しない不動産。所有者様やご家族様、周辺の方々の思いも考えも異なることがあります。当事者の方のご状況やご希望をしっかりお聞きし、専門家の立場としてご提案できるよう、日々人間力・不動産知識を磨き続けてまいります。