【岡山市編】県外に住みながら相続した不動産を売却できた事例

岡山市において、「県外に住みながら相続した不動産を売却」するまでを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。

東京都にお住まいのH様が、
「一度も岡山へ帰ることなく、相続した実家を売却できた事例」

東京都にお住まいのH様が、「一度も岡山へ帰ることなく、相続した実家を売却できた事例」

お客様の相談内容

●売却物件 概要
所在地岡山市中区平井種別一戸建て
建物面積96.48m²土地面積132.75m²
築年数38年成約価格1,480万円
間取り4LDKその他相続登記未了
●相談にいらしたお客様のプロフィール

お客様は東京都にお住まいの50代のH様です。
お父様が亡くなられ、岡山市中区平井にあるご実家を相続することになりました。お母様はすでに他界しており、H様は一人っ子のため、相続人はH様お一人です。

H様は東京で会社勤めをされており、平日に休みを取ることが難しく、まとまった有給休暇も取りにくい状況でした。

東京から岡山までは移動に時間がかかるため、売却手続きのたびに岡山へ足を運ぶことはH様にとって大きな負担でした。

H様は「売却するには何度も岡山へ行かなければならないのだろう」と考えていましたが、まずは売却までの進め方だけでも確認したいと考え、岡山市の不動産会社に相談することにしました。

解決したいトラブル・課題

課題
県外に住んでおり、売却の手続きのために岡山へ行く時間が取れない。

不動産会社の探し方・選び方

H様は平日の日中に電話をかける時間が取れないため、電話以外の方法でもやり取りができる会社を探し、インターネットで岡山市の不動産会社のホームページを比較検討されました。

その中で、

・LINE公式アカウントがあり、電話以外の方法でも相談ができる
・1993年に設立され、岡山で長く不動産業を営んでいる

という2点が決め手となり、遠方に住んでいても連絡が取りやすく、地元の事情も踏まえて任せられそうだと感じたウェーブハウスに相談することにしました。

H様の「トラブル・課題」の解決方法

H様は査定から引渡しまでのすべての場面に立ち会う必要があるとお考えでしたが、実際に売主が現地にいなければならない場面は限られています。

そこで弊社は、売却全体の流れをお示ししたうえで、どの手続きを弊社が代わりに進められるのかをご説明しました。

1. 相続した不動産売却の流れ

相続した不動産売却は、次のような順序で進んでいきます。

【売却までの流れ】
手続き内容
1. 相続登記亡くなった方から相続人へ名義を変更します。必要書類の収集と申請は、司法書士に依頼することができます。
2. 査定不動産会社が現地を調査し、売却価格の目安を算出します。
3. 媒介契約売却を依頼する不動産会社と契約を結びます。
4. 販売活動広告の掲載や、購入希望者のご案内を行います。
5. 売買契約買主と契約を締結し、手付金を受け取ります。
6. 決済・引渡し残代金を受け取り、鍵と書類を引き渡します。

H様は、少なくとも「売買契約」と「決済・引渡し」の際は、岡山に行かなければならないのではと心配されていました。

実際にどの手続きが現地に行かずに進められるのかを以下に整理しました。

【現地に行かずに進められること】
手続き進め方
相続登記戸籍謄本などは本籍地の市区町村から郵送で取り寄せられます。司法書士とのやり取りも郵送で進められます。
査定不動産会社が現地を調査し、結果を写真と資料でお送りします。
媒介契約契約書類を郵送でやり取りできます。
販売活動鍵を預けておけば、購入希望者のご案内は不動産会社が対応します。問い合わせの件数や内覧の反応も、電話やメール、LINEなどで受け取れます。
【立ち合いが難しい場合の進め方】
手続き進め方
売買契約契約書を郵送で順に回す「持ち回り契約」という方法があります。
決済・引渡し事前に司法書士による本人確認を受けたうえで、手続きを委任する方法があります。

このように、物件や取引の状況によっては、売主が現地に立ち会わずに不動産売却の手続きを進めることも可能です。

2. 連絡手段を決めておく

遠方の売却では、進捗の確認や書類の相談でやり取りの回数が多くなるため、どの方法で連絡を取るかを先に決めておくと安心です。

・電話
・メール
・LINE

仕事の都合で日中に電話が難しい場合は、メールやLINEを中心にするなど、無理なく続けられる方法を選んでおくことが大切です。

「結果」

弊社はH様との連絡をLINEに一本化し、現地の状況はスタッフが撮影した写真でご報告しました。相続登記は司法書士へ依頼し、必要書類はすべて郵送で取り寄せて申請を済ませました。

売り出しから約4ヶ月、1,480万円で成約しました。
H様が岡山へ来られることは一度もありませんでした。

H様からは「何度も行かなければならないと思い込んでいました。仕事の合間にLINEで確認しながら進められたので、休みを取らずに終えられました」とのお言葉をいただきました。

福岡県にお住まいのY様が、
「遠方から販売状況を確認しながら、相続した分譲マンションを売却できた事例」

お客様の相談内容

●売却物件 概要
所在地岡山市北区野田種別マンション
専有建物面積71.32m²築年数26年
成約価格1,620万円間取り3LDK
その他5階部分/管理費・修繕積立金の負担が継続――
●相談にいらしたお客様のプロフィール

お客様は福岡県にお住まいの40代のY様です。お母様が亡くなられ、岡山市北区野田にある分譲マンションを相続することになりました。

お父様はすでに他界されておりY様は一人娘のため、相続人はY様お一人です。福岡で子育て中のため、岡山まで足を運べるのは年に1〜2回程度でした。
お部屋は空室のままですが、管理費と修繕積立金は毎月引き落とされ続けています。

早く売却したいと考えたものの、内覧のたびに岡山へ行くことはできません。

そこでY様は、売り出したあと問い合わせがどのくらいあるのかなど福岡にいながら知る方法はないかと考え、不動産会社に相談することにしました。

解決したいトラブル・課題

課題
内覧のたびに現地へ行けないため、販売状況を把握しながら売却を進めたい。

不動産会社の探し方・選び方

Y様は、どのように買主を探してもらえるのかを事前に確認できる会社を探し、インターネットで岡山市の不動産会社を検索して比較検討されました。

その中で、

・レインズへの登録、不動産ポータルサイトへの掲載、新聞折込チラシ、オープンハウスなど、売却活動の内容をホームページに具体的に示している
・岡山市の中古マンション取引件数で2年連続1位の実績がある(※2021年9月時点(岡山県内の取引件数)株式会社東京商工リサーチ調べ)

という2点が決め手となり、マンションの取引にも慣れていそうだと感じたウェーブハウスに相談することにしました。

Y様の「トラブル・課題」の解決方法

販売活動の内容と、報告の受け方を売り出す前に決めておけば、遠方に住んでいても状況を把握しながら進められます。

Y様は「売り出したあと、何がどう進んでいるのかが分からないまま待つことになるのではないか」と不安に感じておられました。

そこで弊社は、販売活動で行うことをあらかじめお示ししたうえで、遠方の売主が決めておきたい点をご説明しました。

1. 販売活動で行うこと

不動産会社がどのような方法で販売活動を行うのかは、媒介契約を結ぶ前に確認しておくことが大切です。

販売活動には、物件や媒介契約の種類などに応じて、次のような方法があります。

【主な販売活動】
活動内容
レインズへの登録不動産会社どうしが物件情報を共有する仕組みに登録し、他社が抱えている購入希望者にも情報が届くようにします。
不動産ポータルサイトへの掲載SUUMO・HOME’S・athomeなどに掲載し、自分で物件を探している方に情報を届けます。
新聞折込チラシ・住宅情報誌周辺にお住まいの方や、その地域で家を探している方に向けて情報を配ります。
オープンハウス日を決めて室内を公開し、予約なしで見学できるようにします。

内覧については、鍵をお預かりしておけば、購入希望者のご案内は不動産会社が対応します。売主が現地へ行く必要はありません。

2. 売り出す前に決めておくこと

遠方に住んでいると、状況が分からないまま時間だけが過ぎてしまいがちです。

売り出す前には以下の3点を決めておくだけで、福岡にいながら判断ができるようになります。

【売り出す前に決めておきたいこと】
項目決めておくこと
報告の頻度・方法問い合わせの件数や内覧された方の反応を、いつ・どの方法(電話・LINEなど)で受け取るのかを決めます。
鍵の預け方鍵を不動産会社に預けておけば、内覧のたびに現地へ行く必要がありません。
価格を見直す時期反響が乏しい場合にいつ価格を見直すのかを先に決めておけば、遠方でも判断のタイミングを逃しません。

特に決めておきたいのが、価格を見直す時期です。近くに住んでいれば周辺の売り出し価格や成約の状況を見ながら判断できますが、遠方ではそれが難しく、反響が乏しいまま時間だけが過ぎてしまうことがあります。

「1か月ごとに反響を見て判断する」といった目安を先に決めておくと安心です。

「結果」

弊社はレインズへの登録に加え、不動産ポータルサイトへの掲載、新聞折込チラシ、オープンハウスを実施しました。鍵をお預かりして内覧に対応し、問い合わせの件数と内覧された方の反応は、週に1回LINEでご報告しています。

価格を見直す時期についても、1か月ごとに反響を見て判断すると事前に決めていましたが、初月から問い合わせが続いたため、見直しは行っていません。

売り出しから約3ヶ月で購入希望者が現れ、1,620万円で成約。Y様が岡山へ足を運ばれたのは決済当日の1回だけでした。毎月の管理費と修繕積立金の負担もなくなっています。

Y様からは「任せきりになるのは不安でしたが、毎週同じ形で報告をもらえたので、福岡にいても様子が分かりました」とのお言葉をいただきました。

神奈川県にお住まいのS様が、
「現地の状態が分からない相続した実家について、仲介と買取を比較して売却できた事例」

神奈川県にお住まいのS様が、「現地の状態が分からない相続した実家について、仲介と買取を比較して売却できた事例」

お客様の相談内容

●売却物件 概要
所在地岡山市南区福富中種別一戸建て
建物面積89.26m²土地面積158.40m²
築年数46年成約価格720万円(買取)
間取り4DKその他家財が残ったまま
●相談にいらしたお客様のプロフィール

お客様は神奈川県にお住まいの60代のS様です。お子様のいらっしゃらなかった叔母様が亡くなられ、すでに両親も他界していたため、甥であるS様が岡山市南区福富中にあるご自宅を相続することになりました。

S様が最後にその家を訪れたのは10年以上前で、建物がどの程度傷んでいるのか、家財がどれだけ残っているのかも把握できていません。

神奈川の自宅から岡山の実家までは片道4時間半ほどかかるため、片付けのために何度も往復することは、体力的にも大きな負担でした。片付け業者に依頼すると費用もかかります。

また、築46年という古さから「仲介に出しても買主が見つからないのではないか」という不安もありました。

そこでS様は、この状態のままでも手放す方法はないかと考え、不動産会社に相談することにしました。

解決したいトラブル・課題

課題
家財が残っている実家を、片付けの費用を負担せずに手放す方法を知りたい。

不動産会社の探し方・選び方

S様は仲介で売れなかった場合の選択肢まで示してくれる会社を探し、インターネットで岡山市の不動産会社を比較検討されました。

その中で、

・媒介による売却のほかに買取の提案も行っており、要望に合わせた売却に対応している
・売却後の税金相談など、引渡し後のアフターフォローにも対応している

という2点が決め手となり、売れるかどうか分からない状態でも相談でき、売却後まで任せられそうだと感じたウェーブハウスに相談することにしました。

S様の「トラブル・課題」の解決方法

現地の状態が分からないままでは、売れるかどうかを判断することも、売り方を選ぶこともできません。

そこで弊社は、仲介と買取という2つの選択肢をお示ししたうえで、どちらが適しているかご提案をしました。

1. 仲介と買取を比較する

老朽化した建物や家財が残ったままの家は、仲介だけでなく買取という選択肢もあります。どちらが適しているかは、価格・期間・手間のどれを優先するかによって変わります。

【仲介・買取の比較】
項目仲介買取
価格市場で買主を探すため、買取より高くなることが多い。仲介で売却する場合の価格より低くなるのが一般的。
期間買主が見つかるまでの期間が読みにくい。条件が合えば、売却の時期の見通しを立てやすい。
現地での対応内覧が発生するが、鍵を預ければ不動産会社が対応できる。不動産会社による確認、査定。
家財・解体買主から片付けや解体を求められることがあり、遠方から手配する負担がかかる。家財が残ったままでも、現況のまま売却できる場合がある。

2. 現況を確認する

仲介と買取のどちらが適しているかを判断するには、建物と敷地の現況を把握する必要があります。

遠方にお住まいで現地を確認できない場合は、不動産会社が代わりに現況を確認し、写真とあわせてご報告することが可能です。

今回の物件では、売却方法を検討するため、主に次のような点を確認しました。

【現況の確認内容】
項目確認する内容
建物の劣化状況目視できる範囲で、雨漏りの跡や外壁などの状態を確認しました。
残っている家財の量処分にかかる費用と日数の目安を把握するために確認します。
敷地の状況境界標の有無や隣地との関係、前面道路の幅員や接道の状況を確認します。
周辺の需要住宅用地としての需要や、周辺で売り出されている物件の状況を確認します。

S様の物件を確認したところ、雨漏りの跡と外壁の傷みはあるものの、建物に大きな不具合はなく、158.40㎡の土地は住宅用地として需要を見込める状態でした。

一方で、家財は各部屋に残っており、処分には相応の費用と日数がかかります。

これらを写真とあわせてご報告したうえで、仲介と買取それぞれの価格と期間の見通しをお示ししました。

【仲介と買取の費用・期間を比較】
項目仲介買取
売却価格950万円前後720万円
仲介手数料約38万円なし
片付け・解体の費用200万円前後(売主負担)なし
手元に残る金額700万円前後720万円
売却までの期間3〜6か月程度1か月程度

※物件によって金額は異なります。

3. 「結果」

建物に大きな不具合はなく、仲介での売却も可能な状態でしたが、S様は価格よりも「いつ終わるのかが分かること」を優先され、買取を選択されました。

家財を残したまま、現況のまま引き渡す形で、720万円で売却が完了しています。現況確認から引渡しまで、一度も岡山へ来られることはありませんでした。

S様からは「片付けのために何度も通うことを考えると気が重かったが、現況のまま引き取ってもらえると分かって、ようやく前に進めました」とのお言葉をいただきました。

売却後の税金や確定申告についてもご相談をいただき、必要に応じて税理士などの専門家への相談をご案内しています。

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